EURUSD 日足 長期のドル高相場から切り返し出来るか

【過去分析】
2018年5月から続いていたドル高相場は200日EMAにサポートされる形で安定下降。

その後黒丸時点で更なる安値更新をするも、一旦2019年3月9日に青丸まで反発。
ところがコロナショックの影響によりドル需要が高まり急激なドル高へ、再び安値更新となった。

【現状分析】
青ラインで引いた三角保ち合いから上にブレイクするも、再び800EMA付近で反発を受ける。
2020年6月10日に赤丸の価格をつけるも前回高値である青丸の高値更新ができないでいる。

【将来予測】
ローソク足は、長期の下落トレンドからは脱して200日EMAも上回る水準に現在ある。
しかし、前回高値である青丸を更新できていない点が気がかりではある。



シナリオとしては
赤丸、青丸をクリアして完全上昇トレンドに入るパターン

赤丸はクリアするものの青丸に届かず(未達)、再び下目線へいく展開

赤丸に達せずレンジ、もしくは下目線の相場展開

の3つを想定している。

一般的に一度目につけた高値をスルリと超えて行けるなら上昇力は高いと言える。それから考えると、現在の相場ではあまり上昇へのパワーはみられない。(現に直近2週間ほどはもみ合っている展開である。)
それを考えると③の可能性が高いと考える。
その次の可能性としては②と考えている。

少し目線を変えてみると、直近2週間は上下を繰り返しており、このまま三角保ち合いを形成する可能性がある。
この場合、従来のトレンドが継続するケースが多いので一気に上抜けするパターンも考えられなくはない。

いずれにせよ、過去と比べるとボラティリティが高くなっている為、リスク管理を怠らないことが肝要である。
Candlestick AnalysisdowtheoryEURUSDPennantSupport and Resistance

Penafian