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サポレジ転換 ~200日EMAの考察~

日立製作所 日足チャート

移動平均線大循環分析で見てみましょう。
昨年は200日EMAの攻防から下抜けして、下降帯が長く続く下降トレンドでした。
そこから、今年に入って再び200日EMAの攻防となり、今度は上抜けてきました。
下降帯から上昇帯に移行して200日EMAがレジスタンス(抵抗)からサポート(支持)にかわってきているのが分かります。
特に、200日EMAは大局の強気と弱気の分岐点といわれているだけに重要なポイントのラインとなります。

このトレンド転換するときに、大循環MACDのMACD2(短期EMAと長期EMAの間隔を見るMACD)がチャート上一番乖離していました。
乖離したからトレンド転換したと判断するのはいけませんが、乖離しているところは要注意ポイントであることは間違いありません。

このような局面のときに、帯MACDが拡大から縮小に移行したり、大循環ストキャスの買いサインが出てきたりすると、
その乖離はトレンド転換の可能性が高まってきます。

200日EMAが下向きとなっているか、上向きとなっているかというのはトレンドの流れを判断するのに重要なサインの一つです。
下向きだった200日EMAが上向きに移行してきました。
ということは、大局の流れが下降トレンドから上昇トレンドになってきたということです。

レジスタンスラインだったところが、サポートラインにかわるとトレンドの方向性がかわります。
非常に興味深いところであり、且つ、重要なところですね。

このままトレンドが継続するのかどうかに注目していきましょう。
Chart PatternsTechnical IndicatorsTrend Analysis

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