サイクルの考察 ~ジグザグ~

ダウ工業株30種平均 週足チャート

今後の展開を予測するときに、様々なツールから予測をされると思いますが、
サイクルという観点から相場の展開を予測する方法を考察してみましょう。

相場はフラクタル的な動きをしますので、小さなサイクルが合わさって大きなサイクルになります。
ですから、どこのサイクルを見るかによって分析がかわります。

そこで、「ジグザグ」のオシレーターを活用する方法もありますね。
ジグザグのパラメーターを変えることがラインが変わりますので、色々と試してみてもよいでしょうね。

まずは、強気型のサイクルを見てみましょう。
安値から高値を付けて安値を付けて一つのサイクルとなりますが、後の安値の方が最初の安値よりも高くなっていますね。
安値→高値→安値が一つのサイクルになりますが、高値が安値と安値の期間の中心よりも後ろに高値を付ける傾向があります。

では弱気型のサイクルを見てみましょう。
安値から高値を付けてから安値を付けますが、後の安値の方が最初の安値よりも低くなっています。
その時の高値は安値と安値の期間の中心よりも前に高値を付ける傾向があります。

この点から見ると、昨年末に弱気のサイクルが出てきました。
今年に入ってからは、まだ、高値、安値を更新していませんので、強気型か弱気型かを決めつけにくいところではありますが、
強気型であれば高値を更新してきます。
弱気型であれば安値を更新してきます。

サイクルも勉強すると、ヒント探しの一つになっていきますよ。
Technical IndicatorsTrend Analysis

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