S&P500は4300の節目に急接近

今週の振り返り
週明けの火曜日から調整で下げたが、4,174で止まってVWAPの上をキープしていた。
水曜日に債務上限法案が下院で可決したことで、より一層デフォルト回避する観測が高まったと見える。
また、Fed高官が利上げストップを支持する発言があったことで、6月FOMCは25bp利上げシナリオから利上げストップが織り込まれた。

上昇機運が醸成され、木曜日に調整した分をほぼ取り戻した。
金曜日には、債務上限法案の上院可決、雇用統計の通過により、1段上の4,300に接近する上昇を示した。

4,200前後でベースを築いてジリ高だった過去から上に抜けた週になりましたね。

次週のシナリオ
①上昇する場合

ここから先はEPSが上昇しない限りは上値が重くなるゾーンに見えるが、上昇する場合は、4,300の節目から22年8月高値がレジスタンスラインがテストされる領域と見る。

②下げて調整する場合
下げるとしても、まずは4,200の節目が支持線になる可能性がある。
黄色のゾーンを目安に下抜けないかだけ見てればいい。
下がれば押し目買いのチャンスと見て良さそう。

今までと異なるテーマの悪材料が出てくるならば、4,200を下抜けた後、4,150前後まで踏み込むか下げ幅を確認するのが良いか。
4,150前後は4月からベースを作ってたところでポジションも溜まってそうなので、値が止まりやすいゾーンと見える。
Trend Analysis

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