トレードのスキルを向上するには、トレードの難しさを知る必要がある

トレードは、ややもすると、スプレッド分を除いた、約50パーセントの確率で、勝てるようなイメージを持ちやすいです。

今回、先日のドル円の、4時間足チャートの、少し難しいところを、ピックアップしましたが、
仮に2本のオレンジ色の垂直線の範囲内で、新たにロングポジションをもってトレードする場合、底と書かれた白〇および、青い2本の水平線の間で、買わないと、どこかで含み損を持つことになります。

もちろん、通常トレードで、含み損を抱えることは、日常的なことですし、この期間の中でも、戦略を間違わなければ、十分勝てるとは思いますが、損切を置く場所にもよりますが、利確の位置が適正でないと、ほぼ損切にかかってしまうのではないでしょうか?

このケースでは、青い2本の水平線の間で、買うことが、非常に難しい。

また、トレードの難しさとして、プロスペクト理論が、よく紹介されますが、そもそも、今回のケースのように利益を伸ばすことが、難しい。

よく、「難しい場面ではなく、簡単な場面でトレードすることが大事」と、聞きますが、どの場面が難しくて、どの場面が簡単なのか、判断できないと、どうにもなりません。

「自分で何が分からないかが、分からない」という、理解することの難しさを表す言葉がありますが、難点を知り、それを攻略しながら、トレードスキルを向上させたいものです。




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